『Dreamoire（ドリモワ）』リリースにあたり、作品を愛してくださっているみなさまへ

この度、ゲームのストーリーをお楽しみいただけるWebサービス『Dreamoire（ドリモワ）』をリリースいたしました。

『Dreamoire（ドリモワ）』は、過去に運営が停止した作品のストーリーを中心に提供させていただくサービスとなります。

閲覧をいただき誠にありがとうございます。
私は株式会社サイバードで『Dreamoire（ドリモワ）』のプロジェクトを責任者として推進しております。

自分のキャリアのほとんどをサイバードのプロモーション担当として過ごしております。

直接的な作り手というよりも、製品やサービスをお客さまに届ける役割を担っています。
製品やサービスの魅力をお客さまにお伝えすることに加えて、お客さまのお声をお聞かせいただく機会が多い役割です。

そんなプロモーション担当である私が、このサービスを開発したいと強く願い、開発へと至った経緯をお伝えさせていただきます。

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弊社がサービスを提供しているイケメンシリーズは、
2010年にキャリア公式コンテンツとして生まれた『イケメン大奥◆恋の園』から始まり、最新作の『イケメン戦国 時をかける恋 -永縁-』まで、
アプリ化した作品としては合計18タイトルと多くの作品を提供させていただいております。

イケメンシリーズ公式サイト

最新作『イケメン戦国 時をかける恋 -永縁-』

サービス開始から15年、「すべての女性に、恋のはじまりのような心うきたつ毎日を。」をポリシーとして、全世界で累計4500万人ものお客さまに作品を届けて参りました。
ひとつひとつの作品、それぞれに愛情をもって接してくださっているお客さまに深く感謝しております。本当にありがとうございます。

多くの作品を提供させていただいた一方で、運営停止・サービス終了としたタイトルも少なくありません。
弊社のサービスに限らず、運用型のゲームは様々な理由でサービスの停止・終了を判断せざるを得ない場合があります。

最初は多くのお客さまに遊んでいただいたサービスでも何年と運用を重ねていくうちに、データの負荷の増加や、品質保持のためのシステムメンテナンスの高難易度化で、ゲームを維持することが困難になることもあります。
これは運営型のゲームの宿命でもあります。

サービス終了に伴うお客さまからのお気持ちやご意見は、アプリの問い合わせフォームやSNS、先日開催されたイケシリツアーや公開生放送でお客さまと直接お会いさせていただく機会等を通じていただいております。
皆様の共通の想いとしては悲しい、残念という言葉だけでは表現しきれないお気持ちだと思います。

どれだけ言い訳を重ねても、お客さまが愛してくださるサービスが終了となってしまうことは提供する私達の責任だと考えています。

ただ、ひとつひとつの作品すべてにおいて製作者の並々ならぬ想いは間違いなく注がれています。
私達にとっても皆様から愛されている作品を何とか形として残したい、そんな想いから『Dreamoire（ドリモワ）』のサービスを提供することを決めました。

もう一度作品をお客さまにお届けする形を模索、検討した結果『Dreamoire（ドリモワ）』では、アプリという形ではなくWebでストーリーを閲覧するという形を選択いたしました。
これは今後もサービスを長く提供することが理由です。

また、サービスを展開する上でクラファン（クラウドファンディング）機能を搭載することになりました。

クラファン機能は『Dreamoire（ドリモワ）』に登場する作品を応援いただく機能となります。

一度停止してしまった作品に再び注目いただくためには、お客さまの応援が必要となります。
クラファンという形で作品を応援いただき、ストーリーの配信や様々なリターン品を目指しながら作品をお客さまとともに盛り上げていく仕組みになればと考えています。
システム上の限界はありますが、お客さまから多くご支援をいただくことで多くの企画を行うことが出来るようになります。

また、『Dreamoire（ドリモワ）』には作品に対するプロデューサーのインタビューや制作秘話を掲載するコラム機能や、ストーリーを読んだ感想や応援の気持ちをお客さまに投稿いただける機能も設けています。
皆様と一緒になって、再び作品にスポットライトが当たることを支援してまいります。

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当サービスの名称『Dreamoire（ドリモワ）』は、「Dream（夢）」と「Memoire（回顧録・フランス語でメモワール）」を組み合わせた造語で、夢のような思い出になる場所になって欲しいという想いを持っています。

サイバードの作品だけではなく、同じように愛してくださるお客さまがいらっしゃる他社様の作品のお取り扱いもさせていただきたいと思います。
このような思いに賛同いただける会社様はご一緒させていただけますと幸いです。

ファンの皆様の想いとともに、大切な物語を未来へつなぎ、新たな価値を創造する、そんなサービスにしていきたいと思います。

2025年12月18日　Dreamoireプロジェクト責任者